2010年9月16日木曜日

食料安全保障の考え方(食料安全保障に関する研究会)

外務省の研究会の報告書。大泉一貫先生が要約されている:
食料安全保障 外務省 - 今日の一貫: "11日外務省のホームページに、食料安全保障に関する提言が出された。
外務省にもうけられた研究会、「食料安全保障に関する研究会」の報告書。
報告書名は、「我が国の食料安全保障への新たな視座」というもの。

内容は、食糧安保の基準は、食糧自給率におくのではなく、、といったものだが、内容の要約は以下の通り。"
内容は、至極当たり前のことであると思う。ところがこういう視点はわが国ではまだまだ少数派なのか、ヒステリックに「戦争になったら食い物がなくなる」と叫び、危機感を煽って儲けようとする人ばかりだ。こういう人たちに限って、対外的に好戦的な(ウヨ)スタンスを取るのだから始末が悪い。

どんな戦争になっても最小限の食糧輸入が出来るように通商路の確保と国際関係の維持が一番大切である。国内生産に拘る必要性はきわめて小さい。少々食べる量が少なくなってもメタボ対策になる。

戦後の食糧難。農業人口がほとんどで、日本中が水田だらけで、おまけに計算ではなんとか十分な食料はあったはずなのに、それでも輸入が途絶えたことにより、闇値段が高騰し、バカダカイ闇米を買えない人たちの間で餓死者が出た。いざとなると農家は公定価格では出荷しなくなるのである。いくら「地産地消」が出来ていても、売り惜しみで都市部への食料流通が途絶えると意味はないのだ。「食糧危機はまず国内から」なのである。

1 件のコメント:

wasting time? さんのコメント...

まさにおっしゃるとおりだと思います